中国大使館

            2005.12.22.

 

国連で中国人写真家、汪蕪生氏の作品展 大島賢三大使も出席

中国の写真家、汪蕪生氏の中国の名山、黄山をテーマとする写真展の開幕式が19日、ニューヨークの国連本部で行われ、アナン事務総長夫妻、中国の王光亜国連大使、日本の大島賢三国連大使はじめ各界から300人余りが出席した。

開幕式でアナン事務総長がまずあいさつし、「妻と中国を訪れるたびに素晴らしい思い出を残しており、今回の汪氏の写真展は特別な意味がある。美しい作品はまるでその場にいるように感じさせる」と述べた。

続いて王大使があいさつし、汪氏の作品を高く評価、中国の水墨画を見るようだと述べ、また平和と調和を伝えており、国連の精神に合致していると強調した。

汪氏は安徽省蕪村湖市出身。ユネスコの世界遺産に指定されている黄山は汪氏が30年余り、最も主要な題材にしているもの。今回、黄山をテーマにした大型の作品40点余りが展示されている。

また汪氏の作品と一緒に日本の著名な画家、故東山魁夷の遺作も展示されている。


(国連12月19日発新華社)