TBS News

            2005.12.20.

 

国連で日中の芸術家の合同作品展

日中関係が懸念される中、外交の舞台、国連では、日本と中国を代表する芸術家による合同作品展が19日から始まり、文化レベルでの両国の友好関係をアピールしました。
この展示会は国連創設60周年を記念して開かれたもので、「自然との共生」をテーマに、昭和を代表する日本画家、東山魁夷さんと中国の写真家、ワン・ウーシェンさんの作品が展示されています。

19日行われた開会式では、国連のアナン事務総長や日本の大島賢三国連大使らが出席し、3ヶ月にわたる展示会のオープニングを祝いました。

「国連創設60年の記念すべき今年、中国と日本が『東洋の心』の名のもと団結することをうれしく思います」(アナン事務総長)

小泉総理による靖国神社の参拝問題で関係がギクシャクしている日本と中国ですが、文化面では友好関係をアピールした形です。(20日13:30)