国際連合日本政府代表部

            2005.12.15.

 

日本政府代表部 アジア美術展を後援

 

12月19日(月)、国連日本政府代表部は、中国代表部との共催で、「東洋の心」という美術展のオープニング・レセプションを開催します。「東洋の心―山水の美国連展」は、日本政府代表部と中国政府代表部ほかが後援を行いますが、この展示会は、国連創立60周年を記念して、東山魁夷画伯による絵画と、中国の写真芸術家である汪蕪生氏による写真を展示するものです。

展示会のテーマは、時と空間を越えて広がる情景の美であり、東山魁夷氏は、東洋の美意識に基づきつつも、西洋美学を学んだ観点から風景画を描いています。また、汪蕪生氏は中国の有名な名山である黄山のイメージを写し取ることに生涯を掛けた取り組みを続けてきています。両芸術家の作品は、いずれも自然との協調をテーマとして生きることに結びついているものと思われます。

「東洋の心―山水の美国連展」は、2005年12月20日から2006年3月10日まで、国連ビジターズ・エントランス・ホールにおいて開催されます。