平岩外四(経団連名誉会長)
          1999.07.08.《汪蕪生を囲む日中協力会》発足会

御挨拶

平岩外四 (汪蕪生先生を囲む日中協力会 参与)

瀬戸会長様、それから後藤田先生から、ただいま非常に丁重な御挨拶をいただきましたが、私は一参与ということで参加させていただいておるものです。この会場に入ってまいりまして、この写真とこの皆様の熱気、これに圧倒されまして、ほんとうは、もうかえらなければいけない時間になっているのですが、思わず立ち止まってしまって、こういうしきりになってしまいました。

そういうことで御挨拶を申し上げます。

瀬戸会長も申しましたが、私どもビジネスの世界ではいろいろ交流をやっておりますけれども、それが、文化、芸術の方へ広がると申しますけれども、それはそのとおりでございますげれとも、この先生の絵を拝見しておりますと、もう、そういうものを、ひとつ越えちゃったんじゃないかなーという感じが致します。これで東洋の心と申しますか、あるいは西洋の文明に対しまして、それを越える東洋の心と、そういうものが、もう、ここににじみでているという感じが致します。

というわけで、瀬戸会長を会長としていただいたことは非常に適切なことでございますし、また、後藤田先生が顧問になっていただくことも、これもまた深い因縁のあることでございます。

私もこれから、どうぞ宜しくお付き合いさせていただきたいと思います。今日はほんとうにおめでとうございます。これからもどうぞ頑張って下さい。ありがとうございました。